40歳、50歳になったら生命保険を見直そう~目利きのツボ~

2014年03月04日 02時32分

LINEで送る

こんにちは、「FP王子」ことファイナンシャルプランナーの高橋成壽(たかはし・なるひさ)です。このコラムをご覧いただいている40代、50代の女性の皆さま、生命保険に加入していらっしゃいますか? 目利きのツボ「金融・保険」編の第8回は、生命保険を見直そう。ご主人には保険に入っているけれど、奥さまは入っていないという方も、知っておいて損はないと思いますよ。


60歳を過ぎたら間に合わない!?

20代、30代で生命保険に加入された方も多いと思いますが、そんな方には40歳、50歳になった段階で保障内容を見直すことをおすすめします。保険に加入されてから10年以上もたっているので、健康状態や経済状況は当時とは大きく変わっているはずですし、新しい保険商品も数多く登場しているからです。最近は保険料の価格競争がひと段落して、保険料も以前より安くなっています。

また、60歳を過ぎると、病気や死亡時の保障が心配になってきます。実際、年齢が高くなればなるほど、入院、死亡の可能性が高くなるというデータもあります。ところが、60歳以降で保険を見直したり、新規に加入したりする場合は、保険料が高額になる上、持病などが原因で保険に加入できないという心配も出てくるのです。

健康で若い40代、50代のうちに保険を見直すことで、希望通りのプランに加入できる可能性も高くなりますし、生涯の保険料負担額を大きく減らせるかもしれません。

注:宮城県の石巻医療圏、気仙沼医療圏及び福島県を除いた数値である。

LINEで送る