40歳、50歳になったら生命保険を見直そう~目利きのツボ~

2014年03月04日 02時32分

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保険の種類、目的から見直しましょう

生命保険、医療保険、がん保険……保険は目的によって名前が異なります。すべてに加入できればいいのですが、それでは保険料が高額になってしまいますね。そこでまず、保険の種類と目的を整理しましょう。

まず生命保険の目的ですが、葬儀代を賄うためであれば、それほど高額な保険金は必要ないでしょう。また、遺族の生活保障が目的であれば、「家計保障保険」「家族収入保険」などという名称で販売されている、毎月の生活費が受け取れる保険がおすすめです。

また、年齢が上がるほど入院する可能性が高まるため、一定の年齢で満期になるタイプの保険に加入している方は、保障が一生涯続く「終身タイプ」に切り替えるべきです。入院に関しては、入院1日目から給付金が支給されるタイプの医療保険・医療特約でない場合、条件を満たす前に退院してしまうことも考えられます。

一方、がん保険・がん特約は給付金の種類が多いため、ここに一覧を挙げておきましょう。

  1. 診断給付金:がんと診断された場合に支払われる保険金
  2. 入院給付金:がんの治療を目的とした入院の場合に支払われる保険金
  3. 手術給付金:がんの治療を目的とした手術の場合に支払われる保険金
  4. 退院給付金:がんの治療を目的とした入院後の退院時に支払われる保険金
  5. 通院給付金:がんの治療を目的とした通院の場合に支払われる保険金
  6. 先進医療給付金:がんの治療を目的とした先進医療の適用時に支払われる保険金

このほかにも、放射線治療の場合、抗がん剤治療の場合など、治療方法による違いもあります。万が一のときに給付金が受け取れないようでは困ります。がん保険・がん特約に関しては、すべての場合に対応するのが理想です。

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