LED電球の選び方~目利きのツボ~

2014年03月02日 01時53分

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まずは浴室、トイレ、廊下、階段の交換から

電球色の違いによる見え方の違いの例。左は電球色、右は昼光色。この中間の昼白色もあります

他には、調光機能が付いた照明機器で使う場合は、「調光器対応」のタイプを購入すること、光の色は、昼光色→昼白色→電球色と黄色みが増すことなどを覚えておけば、各ご家庭に合ったLED電球を選べると思います。

使ってみて、すぐに電球が切れる場合は、照明機器や使用環境がLED電球に向かなかったということですので、蛍光灯タイプを試してみてください。

実際に使ってみて感じるのは、LED電球のちらつきの無さ、寿命の長さ、電気代の安さ、電球の熱の低さ、そして、初期投資時の価格の高さです。家中の電球を一度に切り替えるには、まだ少し価格が高いですね。

ですが、虫も寄ってこないし、静かだし、十分明るいし、照明機器としては本当に高性能ですよ。

最近は、さらにスマートフォンで操作できたり、色温度を自在に変えられたりと、機能を追加したタイプの商品も出てきました。とはいえ、それらはまだ、商品というよりは、LED照明の可能性を見せるデモンストレーション的な要素が強いので、驚くほど高価です。

ですので、まずは浴室、トイレ、廊下、階段あたりから始めて、徐々にキッチン、リビングと変えていくのが良いのではないでしょうか。


PROFILE

納富 廉邦(Yasukuni Notomi)
1963年、佐賀市出身。雑貨、革小物、文具、ガジェット、茶器、伝統芸能、音楽、芝居、食べ物飲み物など、娯楽全般について執筆するフリーライター。日経トレンディネット、AllAbout男のこだわりグッズガイド、PdwebなどのWeb媒体、夕刊フジ、孫の力、ベストギア、各種ムックなどの紙媒体で執筆。そのほかテレビ出演、講演、トークライブ、商品企画なども行う。小さくて便利なものが好き。

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