豆腐でがっつり!中華風おかず【注目の食材 豆腐編(2)】

2014年09月22日 11時01分

LINEで送る

 旬の野菜や魚介類、あるいは巷で話題の食材をクローズアップ! “いつもの食べ方”とはちょっぴり違う、簡単なのにおいしいレシピを毎回ご紹介します。料理達人の主婦2人が考えたとっておきの“うちごはん”、さあ召し上がれ!

今回の注目食材「豆腐」

ダイエットに欠かせない食材。
海外でも人気急上昇中!
 豆腐を多く採っていた地方の人 には長生きが多いなど、昔から長寿食として知られてきた豆腐。カロリーが低く、高タンパクで「畑の肉」とも呼ばれるほど栄養豊富な豆腐は、今や海外でも人 気が高まっている超ヘルシー食材です。もめん、絹ごしと種類によって見た目や食感は違いますが、全般的により栄養価が高いのは水分が少ないもめん豆腐で す。
 もちろん、ヘルシーなだけが豆腐の魅力ではありません。なんといっても安くて、料理のバリエーションが豊富!そのまま冷やっこで食べてもおいしいし、メイン料理の主役にもなれば、デザートにも使えるのも人気の一因。イオンのトップバリュでも人気の食材です。

豆腐でがっつり!中華風おかず

 中華料理でも豆腐はよく使う食材の一つ。日本でもおなじみの中華メニューで、メインおかずになるボリュームの一品をご紹介します!

子どもも喜ぶ!白い麻婆豆腐

 豆板醤を使わないので辛くなく、色も白い変わり麻婆。仕上げの花山椒を加えなければ、子どもでも食べられる一品です。豆腐は湯通ししてから調理することで、とろとろ食感に。

●材料(2人分)●
絹ごし豆腐…200g
たけのこ…60g
鶏ももひき肉…150g
長ねぎ…適量
輪切り唐辛子…適量
片栗粉小さじ…2
水…小さじ4
こしょう…少々
☆干し貝柱(50㏄のお湯で戻してほぐしておく)…15g
☆長ねぎ(みじん切り)…10㎝
☆しょうが(みじん切り)…2かけ
☆中華スープ…200㏄(小さじ1の鶏ガラスープの素と湯200㏄)
☆紹興酒…大さじ1
☆オイスターソース…小さじ1
☆塩…小さじ1/2
☆ねぎ油…小さじ1
〈仕上げ用〉
こしょう…少々
花山椒…2~3つまみ

●作り方●
1. 絹ごし豆腐は、2㎝角に切り沸騰したお湯に入れ、再沸騰したらザルにあげ水を切っておく。
2.こしょうした鶏ひき肉をごま油小さじ2(分量外)で炒め、色が変わったら粗みじんに切ったたけのこを加え炒める。
3.②に、☆の調味料をすべて加えて混ぜ、沸騰したら、①を加えひと煮立ちさせる。
4.水溶き片栗粉を加えとろみがついたら火を止めて、こしょうと花山椒を加えて味を整える。
5.器に盛りつけ、お好みで、輪切り唐辛子とみじん切りにしたねぎを散らす。

彩り鮮やか!五目豆腐

 定番おかずの豆腐は、赤、緑のピーマンを入れて、色鮮やかに仕上げることで、さらに食欲をそそります。豆腐を最初にこんがり焼くことで、カリッとした食感も楽しめます。
●材料(2人前)●
もめん豆腐…1丁
豚バラスライス…150g
ブラックタイガー…4尾
たけのこ…70g
しいたけ…2枚
ピーマン(赤、緑)…各1個
にんにく…小さじ1
しょうが…小さじ1
長ねぎ…小さじ1
塩、こしょう、酒…少々
☆中華スープ…100㏄(鶏ガラスープの素小さじ1と湯100㏄)
☆オイスターソース…大さじ1
☆しょうゆ…小さじ1
☆砂糖…大さじ1/2
片栗粉…小さじ1
水…小さじ2

●作り方●
1.もめん豆腐をキッチンペーパーでくるみ、10分ほど置いて水切りし、5cm厚さに切る。
2.ブラックタイガーは背に切り込みを入れ、背わたをとっておく。豚バラ肉は5cm、タケノコは一口大の薄切り、しいたけは一口大、ピーマンは乱切りに。
3.豆腐をごま油小さじ1(分量外)で両面をこんがりするまで焼き、一旦取り出しておく。
4.ごま油1(分量外)を熱し、みじん切りにしたにんにく、しょうが、長ねぎを炒め、塩、こしょう、酒をふった豚バラを炒める。色が変わったら、その他の具材を強火でさっと炒める。
5.④に☆を加えてひと煮立ちさせたら、③を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつける。

【豆腐編 前編へ】

「料理&撮影」
和氣理恵さん
フードコーディネーター、食空間コーディネーター3級、ジュニア野菜ソムリエ、食育インストラクター2級など、食に関するさまざまな資格を取得。現在も“究極においしい家庭料理”を目標に日々研鑽している。現在、暮らしのアイデア投稿サイト「暮らしニスタ」にさまざまなアイデアを投稿中。
kurashinista.jp
「制作協力」
主婦の友社・暮らしニスタ編集部

LINEで送る