韓国フェア企画(vol.2)~世界のおいしい&きれいをリサーチ!

2014年06月23日 00時54分

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世界は広い! だから、まだ知らない「おいしい」や「かわいい」はきっとたくさんあるはず。そんな心躍るものに出会う旅に出てみませんか?毎回、異なる国をフィーチャーして、その魅力に迫ります。

ランチで簡単おもてなし?ワンプレートで韓国料理レシピ

お友達を自宅に招いてランチを楽しむ時に大事なのは、時間をかけずササッと作れること。凝りすぎない料理で、さりげなくおもてなししたいですよね。とはいえ、いつもの料理を、いつものように出したのではつまらない。そこで、オススメしたいのがワンプレートランチです。
今回、レシピを考えてくれた料理の達人主婦・奥山雅美さんは、「同じ料理でもワンプレートに盛りつけるだけで、みんなから“わぁ~!”“カフェみたい”って歓声があがるんです。それがうれしくて、うちではワンプレートにすることが多いですね」と言います。
韓国料理を盛りあわせた、ちょっと表情の違うワンプレートなら、さらに歓声が高まること間違いなし! ぜひ次のランチ会でトライしてみて。

 

 


暑い季節にピッタリ!「韓国風ピリ辛唐揚げ」

甘辛いソースがかかった鶏の唐揚げは、韓国では「タッカンジョン」と呼ばれ、子どものおやつとしてもおつまみとしても大人気。冷めてもおいしいので、お客様が来る前に作りおきしておくこともできます。鶏肉は2度揚げすると、カラッとしてさらにおいしさUP!

●材料(4人分)●
鶏もも肉 小2枚、塩、こしょう 各少々、片栗粉 大さじ3、パプリカ(赤、黄)各1/2個、ピーマン 1個
A<しょうゆ 大さじ2、さとう 大さじ1.5、コチュジャン 大さじ1、にんにく(みじん切り)小さじ1、ねぎ(みじん切り)大さじ1、しょうが(みじん切り)小さじ1>

●作り方●

  1. 鶏肉を3㎝角に切り、塩、こしょうをしたら、片栗粉を全体にまぶし、180℃の油(分量外)で揚げる。
  2. ボールにAの材料を合わせてたれを作っておく。
  3. ピーマンとパプリカを乱切りにし、サラダ油で素揚げする。
  4. 鶏肉を2に入れてあえ、3も加えてあえたら完成。

 

 


素朴な味わいが魅力!「大葉の肉づめジョン」

「ジョン」とは、一口サイズの野菜や魚介、肉などの食材に小麦粉をまぶし、卵の衣をつけて焼いた料理のこと。韓国の一般家庭では、旧正月や法事などで必ず食卓に上るそう。エゴマの葉を使えば本格的な味になりますが、ここでは手に入りやすい大葉を使います。

●材料(4人分)●
大葉 12枚、とき卵(衣用)1/2個分、小麦粉 適量、ごま油 適量
A<牛ひき肉 100g、豆腐(よく水きりする)50g、しょうゆ 小さじ1、ねぎ(みじん切り)小さじ1、すり白ごま 小さじ1、とき卵 1/2個分>B<しょうゆ 大さじ1、酢 大さじ1、砂糖 少々>

●作り方●

  1. Aの材料をボールに入れてよくまぜ、12等分する。
  2. 大葉に1をのせ、半分に折ったら、小麦粉を薄くまぶし、とき卵を全体につける。
  3. フライパンにごま油を熱し、焦げないよう注意しながら弱火でゆっくり焼き、器に盛る。
  4. Bの材料をまぜてタレを作り、3に添える。

 


いつもの味に飽きたら…「ホタテとキムチのピリ辛そうめん」

夏場は食卓に上ることも多いそうめんですが、めんつゆにつけて食べるだけでは飽きがきますよね。そこで、こんな韓国風味のそうめんはいかが? ほどよくボリュームがあって、男性ウケも抜群。ホタテがなければ、イカなどお好きな魚介類でOKです。

●材料(4人分)●
そうめん 200g、ホタテ 4個、キムチ 120g、しょうゆ 少々、大葉 適量、ごま油 少々、塩 少々

●作り方●

  1. そうめんをゆでて水けをよくしぼり、ごま油と塩であえる。
  2. ホタテを縦5等分くらいに切り、キムチとしょうゆであえる。
  3. そうめんを盛りつけ、2をのせて、千切りにした大葉をのせる。

 


超お手軽!「きゅうりと韓国のりのさっぱりあえ」

火を使うことなく2分でできちゃう、夏におすすめの超簡単な副菜です。きゅうりの代わりに、ゆでたキャベツもオススメ。水が出やすいので、食べる直前に作りましょう。

●材料(4人分)●
きゅうり 2本、白ごま 小さじ2、韓国のり 適量
A<めんつゆ(3倍)大さじ1.5、ごま油 大さじ1.5強、塩 ひとつまみ>

●作り方●

  1. ボウルに☆の材料を入れてまぜたら、乱切りにしたきゅうりをくわえてあえる。
  2. 1を器に盛り、ごまをふって、韓国のりをちらす。

 

 


Profile
奥山雅恵さん
雑誌『Como』が主催した「2013暮らしニスタコンテスト」入賞。女子栄養大学卒業後、料理教室を運営する会社でレシピを作る仕事に携わる。現在はご主人と小6の長男、小3の長女との4人暮らし。肩に力が入らない、簡単でおいしい料理を作るのが得意。

 

【撮影】中野健治
【制作協力】主婦の友社・暮らしニスタ編集部

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